ホープベアー株式会社代表取締役社長 鈴木 洋児 様  

ホープベアー株式会社
代表取締役社長 鈴木 洋児 様

“敷金0円店舗での出店が、仕入れの加速や新企画の実施に繋がった”

“アートのチカラで世界に希望を!”というヴィジョンのもと、
国内外のアーティストのライセンスビジネスを行う「ホープベアー株式会社」。

今回、サービスを利用して敷金0円で出店いただいた経緯や感想をお伺いした。


―今回の出店時に、浮いた資金はどのように活用されましたか?

“敷金が浮いた分の資金は展示会等の商品仕入れへに活用”

とにかく商品の仕入れに活用しました。

例えば展示会の予算を1億円とした時、展示会前に1億円分の作品を準備する必要があります。
先日開催した新宿伊勢丹の個展は300坪の広さがあるので、その広さ分の絵を購入する必要があり、
さらに船便は時間がかかるので大体開催の2~3か月前に仕入れに行きます。

今は、商品があればあるだけ収益も伸びていくので、
本来支払うはずだった敷金を商品の仕入れに活用できたのはよかったです。

―御社の事業内容を教えてください

国内外のアーティストのライセンスビジネスを行っており、特に今はロメロ・ブリットというアーティストの
日本国内におけるプロモーションで、認知度を上げること活動をしています。

日本ではまだ知名度があまりないのですが、実は世界ではトップレベルのアーティストです。
彼のプロモーションは28年前の取り組み以来2度目の展開となりますが、
おかげさまで多くの反響をいただいています。

直近、開催した「Be happy! ロメロ ブリット来日展」は新宿伊勢丹で300坪の広さ、
来年は阪急うめだで200坪の広さなど個展の規模が大きくなってきているので、
今後さらに注力していこうと考えています。
絵だけでなく、関連するグッズ等も展開していく予定です。

―ロメロ・ブリット氏とはどういったきっかけでお知り合いなられたのですか。

もう28年前ですが、アメリカのとある画商と取引をしていた際に、
「今、急上昇している若い作家がいるよ」と紹介していただいたのがきっかけです。
そこから試しに当社で日本でのプロモーションすることになり、来日してもらい展示会を開催しました。

米国に取材班を連れて、 マイアミにある彼の家やアトリエ、彼の原画を買っている方の家での取材、
チャリティーパーティーなども開催しました。

当時から彼が会う人は著名人ばかりで、マイケルジャクソンやオバマ元大統領、
チャールズ国王の戴冠式にも参加しており、とにかくアーティストとしてすごい人なのですが、
当時は日本ではなかなか認知が広がらなかったので、より多くの人に彼のことを知って欲しいなという想いで今に至ります。

―御社のこだわりや競合他社との違いを教えてください。

“無名な作家を世界的なアーティストへ”

私はもう40年以上画商をやっていますが、
自分たちが見つけてきたものを独自の方法で広めることにこだわっています。
なので、すでに有名な作家ではなく、才能ある無名な作家をプロモーションして
有名なアーティストにするような活動をしています。

大体の画商は色々な作品を仕入れて顧客に販売するようなやり取りをしますが、我々は特定の作家だけ取り扱うので、どちらかというとアートプロデューサーという位置付けの方が近いかもしれません。
なので、競合他社というのはないですね(笑)。

その中でも、ロメロ・ブリットは1回挑戦して諦めて、再度チャンスをもらったという珍しい作家です。
1回目はバブル時代ということもあって結構売れたんですがいろいろあって1回休んで、今回また再挑戦させてもらっています。
ありがたいことに当時をご存じの方にも再燃して盛り上がっていますね。

―今後、どういった事業展開をされていくのでしょうか。

今後はいろいろな企業とタイアップもして、あくまでも絵が中心ですが、
少し形を変えてグッズの販売もできたらなと思っています。

彼はグッズを広めることも嫌がらないので、例えば「ブリットカフェ」を作って、
カフェ内のショップで様々なグッズの販売することも考えています。
それが日本中に100店舗できれば、100か所でアートやグッズを展開できると思うと面白いですよね。

4月にはNetflixで彼のドキュメンタリー映画の世界同時配信が決まっているので、
あらゆる世代において認知度も上がっていくかと思います。

また、SEGAの人気キャラクター「ソニック」とのコラボレーションも決定しているので、
今後は彼がいろいろなキャラクターを書いてシリーズ化していき、全世界へ展開していきたいと思います。


―弊社のサービスを知ったきっかけは東急不動産様からのご紹介と伺っていますが、導入いただいたポイントを教えてください。

“ 敷金として寝かせておくのはもったいない”

今かなり伸びている時なので、仕入れしたものはすぐに売れるんです。
なので、仕入れしないという手はないと思っています。

うちは零細企業なのでそんなに余剰資金はないですが、目の前でどんどん絵が売れるのに、
資金を敷金としてずっと寝かせておくのはもったいないと思い、敷金のかからないこの店舗に決めました。

―「敷金」に対する意識を教えてください

敷金を払うのは仕方ないと思っていたのが本音です。

ただ、テナントの急な夜逃げ等のリスクに備えているのは理解できますが、
その担保が賃料の10か月分だとちょっと過剰な気がします。

預けたところで増えるわけでもなく、金利も上がっていく中で
ただただ寝かせておくことに疑問はあったので、今回このサービスを使えてよかったです。

―最後にサービスを検討されている企業の皆さまに一言いただけますか。

“ 敷金を浮かせて、投資すべきところに投資すべき ”

今回敷金0円で出店できたのは本当に助かっていて、
本来、支払うはずだったはずの敷金が浮いたおかげで色々な企画もできました。

特に、店舗展開している企業は物への投資や、仕入れ、人件費が一番大事だと思いますので、
このサービスを使って投資すべきところに投資いただくのが良いのではないかと思います。
周りでカフェなどを50店舗、100店舗作るような経営者がいたら、ご紹介させていただきますね!

ありがとうございます!
さらに敷金0円店舗を増やせるよう、我々も頑張っていきます!

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