有限会社紫金商事代表取締役 太田 喬子 様  

有限会社紫金商事
代表取締役 太田 喬子 様

“「敷金0円」が出店の前向きな検討材料となりました”

1966年(昭和41年)創業の原宿を代表する
町中華料理店『紫金飯店』を運営する「紫金商事」。

今回、24年4月開業の「ハラカド」に出店する際に弊社サービスを活用し、
敷金0円で出店された感想をお伺いした。

―今回は、「ハラカド店」の出店にあたり、弊社サービスをご利用いただきありがとうございました!
敷金が0円になったことで浮いた資金はどのように活用いただけましたか?

“内装費、採用費などに活用 ”

弊社は、多くの融資を受けて経営していく体力がないということもあり、
わずかな融資と手元資金で開店準備を試みておりましたので、
敷金を預けずに済み、浮いた分を内装費など出店に必要な投資に充てることができました。

また、出店の数ヶ月前から採用を強化していくことができ、多岐に渡り有効活用することができたと思います。

新規開業の商業施設出店ということもあり、想定していた以上に内装費用もかさみ、
もし敷金を払っていたら相当な額になっていたはずなので、本当に敷金0円で出店できてよかったなと思います(笑)

―事業内容を教えてください

祖父である先代が昭和41年に創業した中華料理店『紫金飯店』を運営しています。

多い時で7店舗を展開していましたが、時代とともに縮小してしまっていた中で経営を引き継ぎ、
現在は「原宿店」と今回新たにオープンした「ハラカド店」の2店舗体制で運営しています。

スタッフの助けがあって代表として運営することができているので、
先代から続いてきたワンマン経営や職人の厳しい上下関係を廃止し、
キッチン・ホールスタッフ隔てなく皆が中心となって営業しています。

昔よりもだいぶお店の雰囲気も柔らかくなりました(笑)

―御社のこだわりを教えてください。

周辺にもいろんな中華料理店がありますが、「町中華」という業態は家族経営の割合が高いような気がします。
弊社は家族中心の経営ではなく幅広い層の従業員がいて、
その子たちに未来を託していけるというのが強みかと思います。

未来を託せる新しいメンバーと、何十年も働いてくれているメンバーが
お互いを大切にしあってくれているからこそ「守り」に入りすぎず、新規出店や異業種との
コラボレーションなど新しいことに取り組みながらも昔ながらの『紫金飯店』の核となる部分はちゃんと継承されています。

最近、「町中華」が流行っていますが、ありがたいことに
「紫金飯店は唯一無二だよね」と言われることが多く、とても嬉しいです。
お客様はもちろん、関わってくださる方、スタッフも含めて「人」によって作り出されている雰囲気の全てがその所以です。

こだわっている点は、やはりお客さんに安心してお腹いっぱいになってもらうことです。
世の中の物価が上がっていて、うちの提供価格も少しずつ上がっているけれど、
いらしてくださるお客様に「紫金に行ったら安心してお腹いっぱい食べて帰れる」
そんな風に満足いただけるといいなと思っています。

―今後の展開を教えてください。

「中華料理」ではなく、日本の食文化である「町中華」をコンセプトに『紫金飯店』らしさを出していきたいです。

私が子育て真っ最中な母親であるため色々なところに出店するより、
地に足をつけながらも、少しずつ色々なことに挑戦し、
それを続けた先にお客様と働いてくれているみんなが喜ぶ未来があればと思っています。

また、「ハラカド」店は海外のお客さんも多いので、
海外の方に「町中華」をもっと広げていきたいという想いもあります。
そもそも「町中華」ってなんだろうと思うはずなので、
まずは美味しいと思ってもらえるよう原宿店とは一部メニューも変更していますし、
今後は海外の方の口に合うようなメニュー選定もしていきたいと考えております。


―今回、「ハラカド店」へのご出店にあたり弊社サービスをご利用いただきましたが、決め手になったポイントがあれば教えてください。

“ 「敷金0円」であれば出店ハードルが下がる ”

「ハラカド店」の様子

貸主である東急不動産様に敷金が下げられるサービスがあるとご紹介いただきました。

出店自体、資金的に体力のない小さい会社がやりきれるか不安が多かった中、
「敷金0円」であれば当然出店ハードルは下がりますし、前向きな検討材料になりました。

「敷金」って退去時に戻ってくるとはいえ、出店費用でかなりの額がかかる上に
商品開発費や採用費もかさみ、資金繰りが大変な職種である飲食店としては、
「敷金0円」で出店できたのは本当に助かりました。

―出店する際に大事にしているポイントを教えてください

『紫金飯店』の良さを理解してもらい、良さを出せるような環境であるということが一番大きいです。
今回は、東急不動産様が町に根付いた私たちだからこそできることをご理解くださり、
何度も何度もお話しをさせていただき、「ハラカド」店への出店を決めることができました

―新規出店にあたり敷金0円サービスを検討されている皆様にコメントをください

このサービスは、従業員のために新しい未来を考え 、たくさんの熱い想いをもっているオーナー様が
新たな一歩を踏み出せる助けになると思います!

本日はありがとうございました!

「ハラカド」という最新商業施設において、「町中華」というコンセプトを守り、『紫金飯店』らしさを一貫する御社の新規出店をコスト面でサポートできたことを大変嬉しく思います。
また新たに出店される際もぜひご活用ください!

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