株式会社カミナシ
代表取締役CEO 諸岡 裕人 氏

お客様の声

株式会社カミナシ

代表取締役CEO 諸岡 裕人 氏

「ノンデスクワーカーの才能を解き放つ」をミッションに、
現場改善プラットフォーム『カミナシ』を提供している株式会社カミナシ。
オフィス移転の際に『敷金半額くん』を導入した理由をお聞きした。

Q:御社の事業内容について教えていただけますでしょうか。

弊社は「ノンデスクワーカー」と呼ばれる工場や店舗などの現場で働く人たち向けに、紙で行う現場の管理業務をデジタル化し、ノーコードで業務アプリがつくれるプラットフォーム『カミナシ』を提供しています。
工場や物流、飲食店など、現時点で14ほどの業界で幅広く導入いただいています。


Q:「現場業務のデジタル化」というと一見敷居が高く感じる人もいるのではと思うのですが、実際に導入された現場からはどんな反応がありますか

「思っていた以上に使いやすい」という声をいただいております。
現場には2種類の方がいて、一つは管理部門、もう一つは実際に現場で働いている方々なのですが、まず最初は管理側の方々に紙で管理していた内容を『カミナシ』の管理画面に設定してもらいます。その時点から「IT知識があまりない自分たちでも簡単に設定できる」と驚きの声をいただいています。

また現場には、60代くらいのパートさんなどもいらっしゃるので、そういった方々はタブレットの操作に慣れておらず、最初は抵抗感がある場合もあるようです。しかし実際導入されると、「思ったより敷居が低いですね」「使いやすいですね」「簡単でした」といった声を多くいただいています。

実は創業当初は食品工場向けに特化したサービスを開発して、昨年事業ピボットをした経緯があります。その当時からパートさんなど現場の方々が使いやすいUI/UXを追求してきたので、その使いやすさが私たちの強みになっているかなと思います。


Q:事業を始めたきっかけは何だったのですか?

もともと父親が会社をやっていて、4年ほど社会人経験をしてから父親の会社に入社し、航空関連のアウトソーシング業、例えば空港のチェックインカウンターから貨物の搭載、ホテル、機内食工場などの人材サービスをやっていました。

いかに人員を集めてきてミスなく作業をやるかという事業で、毎日大量の記録用紙が出るのですがミスだらけなんです。人手不足もあり外国人の方も多く、日本語も読めない外国人留学生にミスなく記録やチェックをさせることは不可能でしたし、そういった記録ミスの多さやそもそものアナログなやり方の非効率さに目が行った経験がありました。

一方で、会社を継ぐことに関して父親からは「所詮、お前は後継ぎだから」とか「2代目は楽だけど」と言われていて、それなら自分で起業しようと思ったんです。最初は100個くらい事業のネタを考えて投資家やアクセラレーターのところでプレゼンしたんですが、全く引っ掛からなくて。

その後、何気なく自分のやってきた世界、食品工場について「ああいうところをこう変えたらいいと思うんです」とお話したらむしろそっちの方に「それ何ですか!そんな世界あるんですか!」とすごく反応してもらって。

自分の経験って自分だけしか知らない価値があるんだと分かり、それで現場向けのサービスで勝負しようと思いました。

Q:ご自身の体験に基づいたサービスなんですね。いま様々な場所でデジタル化が進んでいますが、競合他社と差別化している点はなんですか?

現場の管理部分のみならず現場の業務そのものもデジタル化しているという点です。
たとえばエクセルの記録用紙をそのままタブレットに取り込んでペーパーレス化するサービスや現場向けのマニュアルなどをデジタル化できるサービスは既に世の中にありますが、『カミナシ』では、そのうえで業務効率化のための仕組みづくりまでを行うことができます。

工場の人全員でやっていた検査記録のダブルチェック、トリプルチェックを自動化できたり、業務フローに合わせて例えばAという作業にはAのマニュアルが表示される、その時にBのボタンを押したら「それは違っているよ」という違反表示が出て是正指示するマニュアルがスライドインしてくる、そういった業務フローを組み込んで、条件によって作業の分岐にも対応できる機能をノーコードで設定できます。

単にペーパーレスになるだけでなく、現場業務の効率化を図れるところが強みだと思っています。


Q:今後の展望についてお聞かせください。

私たちのサービスって、現場で使う紙を『カミナシ」に置き換えていくという一見単純なものに見られがちなんですが、現場にとって紙というのは、デスクワーカーにとっての「Windows」とか「office」のようなインフラなんですよね。そんな紙というインフラが『カミナシ』に置き換わったら、できることの幅はものすごく広がると思っています。

例えばIoT、仮に100のチェック項目があるとして、IoTで30の項目は直接センサから取得できるようになったけど残りの70項目は変わらず紙に記入している、となると作業全体としては手間が増える、管理が複雑になる、ミスも起きやすいということが起こるんですね。

これが『カミナシ』になれば、100のデータが手入力分も含めて全てデジタルになっているのでデータ管理が一元化できる。また、先々ではセンサの制御も『カミナシ』で管理するということも考えられます。さらにそのデータをAIと連携して、ということもできますね。そういう『カミナシ』と最新技術をつなげたプラットフォームにもできるのかなと考えています。

また、『カミナシ』は現場で毎日触るものなので、ユーザーとのタッチポイントがとても多いです。そこを押さえることで、多機能化した時の実用性、効率性が上がります。
全ての機能を内製化する必要はなく、例えば月に1~2回しか使用しないようなソフトがあればそれをシステム連携して『カミナシ』で使えるようにする。そうすると「毎日触る『カミナシ』に機能を集約されているから業務が楽だよね」となります。

使いやすさと実用性を重視しながら、『カミナシ』を「現場ワーカーのインフラツール」にしていければと考えています。

Q:『敷金半額くん』について知ったきっかけや導入のポイントを教えてください

きっかけは、今のオフィスに入居する際に仲介会社の担当の方から『敷金半額くん』を教えてもらいました。

当時は手元資金が限られていましたし、スタートアップなので敷金を何百万円も預けるのであればその分、事業の成長に回してもっと企業のバリューをあげたいという気持ちがありましたので、聞いた時に「これは絶対使うしかないな」と思いました。


Q:浮いた資金をどのように活用されましたか?

運転資金として事業全般に活用できたと思います。
また、『敷金半額くん』の活用の効果として、浮いた資金によってランウェイ(※現時点でのキャッシュアウトが続いた場合に、手元資金で事業を継続できる期間)をより長く確保できたというのがあります。

投資家から資金調達をする際、少しでも結果を出している場合とそうでない場合とでは、企業価値に大きく差が出てきます。結果を出していない状態で資金調達するとなると、投資家に株をたくさん渡さないといけません。

それを『敷金半額くん』によって手元資金が残ることで資金調達を後ろ倒しできて、その間により売上を伸ばして投資家に「実績出てるね、勢いあるね」と評価してもらえれば、私たちのようなアーリーステージのスタートアップだと企業価値が数億円上がる可能性もあります。

株は後戻りできない非常に大事な経営資源なので、そう言う意味では『敷金半額くん』で浮いた数百万円が、数億円の企業価値につながっていると言えるかもしれません。


Q:ありがとうございます!最後に、敷金半額くんを検討中の企業へ向けてコメントをお願いします。

使わない理由があるとすればそれは何なのか知りたいくらいです。

あえてあげるなら、スタートアップ企業の場合は移転しても2年もいない、早いと半年でまた移転ということもあるので、最初に聞いた時は「もしすぐ移転することになった場合に、払った『敷金半額くん』の利用料はどうなるのか」と思いましたが、その際はちゃんと残りの期間分の利用料は戻ってくるとのことなので、その点でも安心して利用されると良いと思います。

そうですね、未経過期間分は返還いたしますし、再移転先で『敷金半額くん』を活用いただければそちらでの利用料に充当できますので、安心してご利用いただければと思っています。
本日はありがとうございました!