facing株式会社
代表取締役社長 川﨑 勇樹 様

“敷金を事業投資に回せるのであれば、プラスでしかないと思っています”

企業の営業やカスタマーサポート領域に関する課題を
独自のコンサルティングとBPOサービスで解決する『facing株式会社』

今回、本社移転時に「敷金フリーオフィス」へ
入居いただいた経緯や感想についてお伺いした

―御社の事業内容について教えてください。

弊社はインサイドセールス、カスタマーサポートに関するコンサルティングと、
顧客の課題解決ができるチームを編成してBPOで解決するサービスを展開しています。

対外的にはコールセンターと謳っていますが、本業はコンサル業務なんですよ。
テックやモノだけで課題を解決するのではなく、人の力を活用して解決するという会社ですね。

―会社を立ち上げたきっかけを教えてください

経営者の補佐的な役割で営業からバックオフィスに至るまでの全般をみる立場が長かったのですが、
身内の不幸などもありこれからの働き方を考えて40歳でサラリーマンを退職し、
フリーランスとして仕事を受諾する箱としてfacingを設立したのがきっかけです。

社名の「facing」はサザンカの花言葉と同じで、“困難を超える、直面する”という意味を込めています。

―競合他社との違いや、御社が差別化しているポイントを教えてください。

“認知度はあえて上げない”

経営として、自分自身が1番のポイントだと思います。
経営する上での根本的な考え方として「自分の周りの人がハッピーだったらいい」と思っています。
会社が利益を得るために、顧客や社員にとって理不尽なことをしたり受けたりするのは違うと思っています。

そのため、会社やサービスの認知を取って売上をどんどん伸ばすという考え方ではなく、
顧客にとっての特別感を出すことを大事にしており、認知度もあえて上げ過ぎないようにしています。

―顧客と社員を大事にされる経営理念なんですね!今後の事業計画を教えてください

まずはコンサルティング事業とBPO事業をしっかり分けてブランドを確立することですね。

また、今まではコンサルティングかBPOでないと仕事を受けないという体制でしたが、
直近で派遣業の免許を取りましたので、顧客のインハウスでインサイドセールスや
カスタマーサポート業務を展開することもできるようになりました。
今後のサービス展開の選択肢が広がったのかなと思っています。


―ここから、弊社のサービスについてお伺いできればと思いますが、『敷金フリーオフィス』を知ったきっかけを教えてください。

“敷金、やっぱり無駄だと思います”

いまのオフィスを借りる時にいろいろネットで調べていて、日商保の「敷金フリーオフィス」を見つけました。

「敷金」というもの自体、理論上理解はできますがやっぱり無駄だと思っています。
退去時の原状回復として使うことは分かりますが、結局戻ってくるものを先出しする意味がわからないなと感じていました。

―実際にサービスを導入していただくまでの経緯やポイントを教えてください。

“ポジティブなイメージしかない”

オフィス仲介の担当者の方にお願いして、
ビルオーナーに日商保の「敷金フリーオフィス」を利用したい旨を伝えてもらいました。
実はこのオフィスに入居する段階ではまだ決算書が1期しかなかったので、
敷金フリーオフィスが使えるのかどうか不安でしたが、日商保の担当者がきちんと対応してくれて
無事に審査が通って利用することができたので、助かったなと思っています。

サービス利用料については、非常に安いというポジティブなイメージしかないです。
本来、敷金を1,000万円預けるところが2年間で100万円のサービス利用料で事業投資に回せるのであれば、
プラスでしかないと思っています。

―今回、「敷金フリーオフィス」にご入居されたことで浮いた資金はどのように活用されましたか?

実際、1,200万円くらい浮かせることができました。
使い道……当時のリアルなところで言うと納税をした記憶ぐらいしかないんですけど(笑)。

敷金を預託しなかったことで 1,500万円かけてホームページの改修をしたり、
リスティング広告に活用できたかなと思います。

―移転を検討されている企業様にコメントをいただけますか。

もし利用料の部分で悩んでいるとしたら、仮に敷金が1,000万円だとするとそれが使えずに眠らせてしまうより、
利用料100万円を払って残り900万円を事業投資した方が絶対にいいですよね。
スタートアップ・ベンチャー企業は特に悩むことがないですよね。

このサービスを一つの区切りとして、
会社経営をきちんと持ちこたえさせるような感覚で使うのがいいんじゃないですかね。

特に外部から出資を受けている会社は絶対に使った方がいいと思います。

投資家のお金なので、投資家も事業を伸ばせる広告予算などに投資してもらった方がいいはずです。
また、敷金額によるかと思いますが、自己資金で経営している会社もぜひ使った方がいいんじゃないですかね。

資金効率の重要性、まさにおっしゃる通りだと思います!
本日はありがとうございました!

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