Q:御社の事業内容や創業のきっかけについて教えてください。

弊社は、個人（タレント）と企業のマッチングをテクノロジーで効率的にする
ジョブプラットフォーム「ギグベース」を展開しております。

個人（タレント）の方が全国で大体28,000名ほど登録いただいており、
直接企業と個人（タレント）がマッチングするマッチング事業と、
弊社が企業から業務を受託し個人（タレント）に業務を分解し依頼するソリューション事業を展開しております。

弊社の事業のきっかけは、大学時代に『東京都起業家学生選手権』で優秀賞をいただいたことでした。
その資金ではじめに創業したのがルームシェアと留学生を専門に扱う不動産管理会社でした。

事業を始めてみて気が付いたのは不動産管理業務の大変さです。
特に、トラブルが起きていざ現地に赴くとなると距離があって移動が大変でした。

そこで現地での管理業務に対応するために、現地の方を雇って対応を依頼するという方法を取ったのです。
そういう距離のミスマッチを現地の方とマッチングで解決できるといいなということが
今のビジネスにつながっています。

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Q:競合他社との違いや差別化しているポイントはありますか。

個人（タレント）と企業を結び付ける企業やサービスは他にもありますが、
我々はテクノロジーを活用することで人材と企業の取引コストの効率化、
クライアント企業様の業務コストの効率化を実現しています。

例えば、不動産管理は不動産の場所に紐づいているので、
一か所で全国の仕事を引き受けることは難しい面があります。

その点、我々はアプリを活用し位置情報や過去のマッチング傾向などからマッチングを効率化し、
様々な場所でいろいろな業務に対応できるということが差別化の一つの要素になっています。

もう一点は、ソリューション事業ではクライアント企業様のご依頼に対して、
個人（タレント）の方に研修教育をして業務の完遂にきちんと責務を負っていることです。
まず、弊社がお客様から業務を受注し、さらに弊社から個人（タレント）に再委託する形態にしています。

研修教育や実際の業務経験を通して個人（タレント）の方にスキルやノウハウをつけていただくことで
円滑な業務対応が可能になりますし、何かあれば弊社が責任をもって対応することで企業様の安心感にも繋がります。

一方で、比較的高い報酬水準を支払うことで、
継続して対応していただける仕組みを作っている点も他社とは違いますね。

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Q:今後の事業計画や将来の展望についてお聞かせください。

いま日本は労働人口が減っていく状態になっていて、それは今後も変わらないと言われています。

一方でフリーランスや副業、ギグワーカーと言われている人たち、様々な働き方が注目されるようになり
世の中に認知され、更にはそういった働き方を推奨するような土壌も生まれてきています

この２つの大きな流れを組み合わせると、我々のビジネスはまだまだやれることがあるんじゃないかと思っています。
企業と個人がより密接に、必要な人手や人材、スキルなどの情報流通が活性化することで
多様な働き方や働ける機会を拡大し、人材の流動性を高めることに寄与することが我々の目指すところです。

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Q:ここからは『敷金半額くん』についてお伺いします。
今回、『敷金半額くん』を預託している敷金の流動化として活用いただきました。
『敷金半額くん』を知ったきっかけについて教えてください。

知り合いに「こういったサービスがあるよ」と紹介していただいたことが御社を知ったきっかけになります。

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Q:紹介されてすぐのお問い合わせだったのでしょうか。

知ってすぐではなく、期間を経て「そういえばこんなサービスあったなあ」と思い出して問い合わせてみました。

去年からスタートアップの環境が「冬の時代」と言われるようになってきており、
これまで以上に資金の効率化や余分なコストを削減する動きが出てきています。

弊社でもあまり活用できていないまま続いていたサブスクを解約するなど無駄なところを見直していこうという
状況になったタイミングで「そういえば敷金を流動化できるサービスがあったな」と思い出しました。

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Q:導入していただいたポイントはなんでしたか。

日商保にお支払いする保証料は普通に借り入れよりも高いとは思います。
しかし、我々の成長に期待して出していただくエクイティの出資にはもっと高いリターンを求められています。

その点を考えれば、戻ってきた現金で保証料以上の投資効果が見込めると思いましたし、
このようなサービスはほかに知りませんでしたのですごくいいなと思いましたね。

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Q:『敷金半額くん』が御社の成長のための資金確保に繋がって嬉しく思います！
戻ってきた敷金分の資金はどのように活用されましたか。

弊社はいま伸び盛りですので、さらに事業成長を加速させるための人の採用や
マーケティング費用に活用させていただいています。

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Ｑ:最後にご検討いただいている企業様に一言お願いします。

資産の有効活用や効率化は皆さん、検討されていると思います。

BS（貸借対照表）にある資産が有効活用できているか、
より高効率に資産を回転させて成長していこうというのは皆さん考えるところですけど、
実際に取れる具体的な打ち手というのは実は結構、限られています。

そういう中で、固定資産となっている敷金を活用しようとしたときに、
御社のサービスは活用する側からするとほとんどの場合において
メリットのほうが上回っているんじゃないかなと思います。

ですので、そういう敷金が眠っている会社さんがあればぜひ使ったらよいと思います。

成長される企業の資産効率、資金効率を上げて事業拡大のお役に立てるよう、弊社も頑張ります！
本日はありがとうございました！