株式会社髙木ビル
代表取締役社長 髙木 秀邦 様

お客様の声

株式会社髙木ビル

代表取締役社長 髙木 秀邦 様

東京でビルオーナーとして創業63年目を迎える、株式会社髙木ビル。
「貸しビル業」に留まらず、スタートアップ企業がオフィスビルに入居しやすい仕組みづくりや成長を支援するサービス『次世代型出世ビル』や『BIRTH』を積極的に展開するなど新たな取り組みを展開している。
ビルオーナーとしての新しい在り方や、弊社との取り組みについてお聞きした。

Q:御社の沿革と現在のお取り組みについてお聞かせください。

弊社は不動産オーナーとしてビルの開発・運営を手掛けており、今期で創業63年目を迎えます。

老舗の貸しビル会社として古き良きを守り、安定した経営を行なう反面、スタートアップ企業様がオフィスビルに入居するための支援プロジェクト『次世代型出世ビル』や、会社の規模に合わせてフレキシブルにご利用いただけるコワーキングスペースやレンタルオフィスサービス『BIRTH』など新たな取り組みも展開しております。


Q:長く東京の地で事業をやられてこられたんですね。昔と比べて変わったことなどはありますでしょうか?

そうですね、東日本大震災を経験して今後の不動産の在り方について考え方がガラリと変わりました。震災で経済が疲弊し世の中の不安感が大きくなる中で、不動産業が今までのように「新しいビルを作って貸す」、それだけで良いのだろうかと疑問を持ちました。

我々のような中小ビルは大規模ビルの状況にどうしても大きく左右されてしまいます。震災の頃、企業が退去した大規模ビルの空き区画に中小ビルに入居していた企業が引き抜かれていくということがありました。
そういった常に外的要因に左右される中小ビルの経営のあり方に非常に危機感を覚えたんですね。

ビルの規模や立地の違いなど変えようのないハード面でのスペックに左右されるこのビジネスで勝っていくにはどうしたら良いのだろうか、何か方法はないのだろうかということをよく考える中で、「入居してくださっている企業様との関係が薄いのではないか」ということに思いいたりました。

もちろんご挨拶などはするのですが、退去されるまでお客様の状況に気を留めるということがあまりありませんでした。入居いただいた企業様と長く良い関係を継続していくには、もう一歩踏み込んだ、もっと血の通ったつながりを持つことが必要なんじゃないかと気がついたのです。


Q:震災をきっかけに日本中でものごとのあり方、捉え方が大きく変わったように思います。
御社では「ただ貸すだけ」ではダメだという危機感を持たれたんですね。

その通りです。なので、まず入居してくださっている企業の経営者の方と話をさせていただきました。

ベンチャー企業やまだ生まれて間もないスタートアップ企業、成長過程にある企業など様々な経営者の方のお話を聞くと、新しくオフィスを借りることで「成長ストーリーをどう描くか、どう人員を増やしてビジネスを拡大していくのか」ということを考えていらっしゃいました。

新たにオフィスや店舗を借りることは、特にベンチャーやスタートアップのような企業においては我々中小ビルのオーナーが思っている以上に、その企業の成長ストーリーに強く紐づいているんですね。

そこで、そういった成長企業の経営者やこれから起業していく方々に対し「不動産オーナーとして、ただ『床を貸す』以上に彼らを応援できることはないだろうか」ということを考えるようになりました。

ちょうどその頃、とある企業様と仲介会社の方がいらして、「髙木ビルに入居するにあたり『敷金半額くん』を使えないか。このビルに入居し、浮いた敷金分の資金を事業活用して成長したい」というご相談をいただきました。これが『敷金半額くん』を知ったきっかけです。

サービス内容を知り、これはまさにそのようなスタートアップ企業を応援できる一つの形だと思いました。

■虎の門髙木ビル


Q:色々な意味で過渡期での巡り合わせだったのですね。

この出来事はビルオーナーとしてすごく新鮮でした。
入居を希望される企業様に「虎の門髙木ビルに入居して、3年後には人員がこれくらいになる、事業はこういう風に成長していく、そのために『敷金半額くん』を使わせてほしいんだ」というお話をされて。

「これは単なる取引ではなく、その成長のストーリーに対して共感するかどうかだ」と感じたんですね。

それまでの坪単価×面積から半ば自動的に算出される賃料をその時に入居されている企業様からいただくという感覚から、「この企業が、このフェーズでこういう想いを持って我々のビルに来てくれて、このビルで成長して収益を上げることから生まれる果実として賃料をいただく」そういう感覚に変化したのです。

いま思えば世の中の変遷とともに不動産を見つめ直すすごくいいタイミングで私は不動産に関われたなと思いますし、そこから不動産に対する考え方が一気に広がったきっかけの1つは御社との取り組みを始めてからだと思います。


Q:嬉しいお言葉をいただきありがとうございます!
ここからは弊社のサービスについて、印象をお聞きかせいただけますでしょうか?

御社のサービスは審査に紐づいた保証サービスであり、この「審査」に関してプロフェッショナルであるという点がすごく大きいと思っています。

企業をその時点のPL・BSを見て審査できるオーナーはいるかもしれませんが、これからその企業がどう推移していくのかということや時系列に追っていくのはなかなか素人では難しいんですよね。

企業与信を将来も含めてしっかり審査する、またその審査に基づいて保証サービスを提供する、というのは我々ビルオーナーにはできないことです。

御社には審査データが蓄積されており、企業の傾向や今後の事業継続性などを見ていることで将来への対策が打ちやすいというのは、まさに経営分析そのものですよね。

我々ビルオーナーとしては企業様のことが分かれば分かるほど安心も生まれるし、状況に応じた対応もできる。これって長い目で見たときの不動産経営に最も重要なことなんです。

そういったプロフェッショナル性に富んだ非常に価値の高いサービスだと考えています。

Q:弊社も自信を持って提供している審査をご評価いただき、ありがとうございます!
先日、『神田髙木ビル』に入居された株式会社ウェブサークル様にインタビューさせていただいたところ、敷金がかからず、セットアップ物件で設備面も充実しており、とても満足しているというお話でした。

今回、リーシング施策の一環として『敷金半額くん』の保証料(サービス利用料)を御社が負担されています。オーナー様のご負担で活用できることが『敷金半額くん』の特長でもありますが、その感想をお聞かせください。

一般的な保証サービスの場合、保証料は入居企業側が支払う

「保証料をオーナーが持つ」という、そこだけを切り取ると「なぜオーナーが負担する必要があるのか」という話になってしまいます。その一点だけを切り取って考えるのではなく、オーナーとしては、中長期的に見てどうなのか?という観点が大切です。

「保証料をオーナーが持つ」という考え方がこれまでの商慣習からするとなかなか想像できないだけで、イニシャルコストはかかるけれど、このスキームを使うことで中長期的に収益が大きくなるのであれば、それはそっちの方が良いと考えているだけなんですね。

『敷金半額くん』が使えることで企業の入居しやすさが格段に変わり、早期にリースアップできるのであれば、単に広告を打つよりも遥かにいい。
収益を上げるためにどこにコストをかけるかという話です。

また「イニシャルの敷金がかからないのであれば、ランニングの賃料が多少高くても入居できる」という企業様も多々いらっしゃいます。『敷金半額くん』が使えることは、不動産オーナーにとって集客の幅を広げるメリットにつながるんです。

もちろん常に全フロアそうするかどうかというと、それはまた別だと思っています。ビルを貸すこと、借りることには敷金以外にも様々な要素がありますので、その時その時の状況に応じた選択肢の一つとして捉えています。

大切なのは「保証料をオーナー側で負担する」ということが選択肢にあるかどうかということです。選択肢があればフレキシブルに多様なニーズに対応でき、企業様の入居の間口が広がることにつながります。

ビルにおける一つの出会いを探すのが不動産なんですよ。その一つを見つけるためにいろんな見つけ方があるわけで、『敷金半額くん』だからこその出会いがあり、見つけ方として新しくてとても有効なメニューだと思っています。


Q:先ほどのストーリーの話でいうと、その選択肢によって企業側も成長につながるオフィスの借り方ができ、入居のハードルが下がるのであれば一つの大きな武器になりますね。

なにより企業様に喜んで入居していただける。これが重要ですよね。
喜んで入ったビルには高い価値を感じるからこそ賃料も喜んでお支払いいただけますし、成長にも繋がって我々との関係にも価値を感じていただける。

そうすると将来、市況がもっと良くなった際には少し値上げにもご協力いただけるかもしれないですし、他にも色々なビジネスにつながって来るかもしれません。

入居者様とのご関係の中で新たに生まれる変化や取り組みを、我々としても楽しみにしているところです。


Q:そういった入居企業との好循環はコロナ禍になって出てきた話ではなく、御社がずっとやってきたことがいま一つの形になって現れたものですよね。
これからやっていらっしゃることがさらに広がっていくのでしょうね。

そうですね、世の中には「誰かが一歩踏み出さないと誰も始めない」新しいことってありますよね。

そういう新たな一歩を我々が踏み出せるかどうかは、決して自分のためだけじゃない。「世の中のために」だとか「日本がどうなっていくべきか」というところとつながるんですよね。

そこに例え不安があったとしても、未来の日本の成長や良き社会に繋がる一歩だとしたら大いなる価値があります。 それが私の原動力になっているのは間違いないですし、我々はいま、その一歩を歩んでいるという自負があります。

そういう意味では弊社も負けていられないですね。我々も「敷金」という商慣習を変えて企業成長を支援していけるよう、御社とともに歩んでいければと思います!
本日は貴重なお話ありがとうございました!