株式会社Atip
経営企画室 室長 松本 友輝 様
ベンチャーにとって急成長期までは一円、二円が大切になるので、
無駄なお金を払って欲しくないですね。
「全ての、あと1歩を応援する」をモットーに
若年層・未経験者層の幸せな転職をサポートする、株式会社Atip(エティップ)
求職者一人一人に寄り添った転職活動のバックアップ、企業には適正価格での紹介サービス提供するなど
人・企業の「あと一歩」を追求した人材紹介サービスを展開している。
オフィス移転の際、『敷金半額くん』と日商保の仲介サービスをご利用いただいた感想について伺った。
御社の事業内容を教えてください
弊社は若年層、未経験者層に特化した人材紹介会社で、
人と企業をつなげる紹介サービスを中心に事業展開しています。
メインである人材紹介サービス『AT-work agent』事業では
求職者様に何度もヒアリングを行い、丁寧なサポートで
ミスマッチの起こらない転職を支援しています。
企業様には業界最安値の紹介手数料で、
これまでの大手人材紹介会社では実現されていない
適正な価格でサービスを提供しています。
また最近では、新規事業として人材紹介会社様向けに
求職者の集客に繋がるLP(ランディングページ)の提供や
バナー・WEBサイト制作を行う『AT-web』事業、
採用ノウハウに関するコンサルや採用代行業務などを行う『ATconsulting』事業なども
新たに開始し、領域を広げて事業展開しています。
WEB事業でLPを無料でご提供されているとのことでしたが、どういったサービスなのでしょうか?
この『AT-web』事業はこれから本格的に展開していく事業なんですが、
LPの製作・運用には初期費用と固定費がかかります。
「せっかく作っても成果が出なかったら」という不安から
初期投資できない企業様は沢山いらっしゃいます。
弊社には、人材紹介を基軸としたノウハウや訴求ポイント、
またLP製作に精通したデザイナーが在籍していますので
求職者集客に繋がるLPを制作することができます。
このLPを無料で制作し、お問い合わせに応じて報酬をいただくというサービスをやっております。
もちろん反響がなかった場合、費用はいただきません。
またこのLPは一定の問い合わせ数に達したらLPごと買い取っていただくことが可能ですので、
半永久的に弊社に報酬を支払い続けなければならないということもありません。
人材事業を始められたきっかけは何ですか?
弊社の代表・月澤と私はもともと前職が同じ人材会社に在籍していました。
二人とも人材業界は未経験で入社したのですが、業界に入ってみて
「日本の採用コストはなんて高いんだ」と衝撃を受けました。
人材紹介の場合、一般的に年収の30〜35%が成功報酬フィーになっているので
一人採用した場合、数百万円という額になります。
その事実とビジネスの収益構造を知った月澤が
「それってもっと下げていけるんじゃないか」と考えたんですね。
この価格を下げてビジネス展開していけば業界を変えるチャンスがあると思い、
2019年に創業したのが株式会社Atipになります。
御社の強みや差別化しているポイントを教えてください
弊社の強みは、若年層や未経験者層に特化した支援体制です。
20代前半から半ばの正社員未経験者や未経験職種を希望する方々に対し、個々の強みやポテンシャルを引き出すサポートを行い、キャリア形成を後押ししています。
また、紹介手数料を一律30万—50万円とし、透明性の高い料金体系を整備しており、早期離職時の返金規定も完備しています。
さらに、求職者との面談を重ねて希望条件を丁寧にすり合わせることで、質の高いマッチングを実現しています。
このプロセスにより、求職者と企業双方の満足度を向上させています。
弊社は固定費や広告費を抑えた低コスト運営を実現しており、その結果、業界最安値クラスの手数料を提供可能です。
こうした取り組みを通じて、ITを活用した効率的な運営体制を構築し、業界全体の適正価格化を目指しています。
今後の事業展開を教えてください
新たな取り組みとして冒頭のWeb事業のほかに不動産事業の展開を考えています。
弊社に来てくださる求職者様の中には、もともと収入が安定していなかったところから
正社員として転職された方が沢山いらっしゃいます。
そういったこれまで住宅の購入を視野にいれてこれなかった方も、
転職を機に住宅の購入を検討できるようになったり、
購入までいかなくても、より良い環境への転居が可能になります。
そこで弊社サービスの一環として、
付加価値のある住宅購入支援や転居の支援も行っていきたいと思っています。
他の不動産会社と違い、弊社は転職支援を通して信頼関係を築いているので
「Atipさんで転職成功して、次はAtipさんで物件を買ったり引っ越しをしたり」といったように、
転職を通じてできたご縁を大切に、その人のあと一歩先まで。
転職の先のあと一歩を応援したいと思っています。
『敷金半額くん』を知ったきっかけは何でしたか?
代表の月澤がネット広告を見つけて問い合わせしたのがきっかけです。
移転する前、弊社は創業時から新橋のSOHOマンションの一室で業務を行っていました。
1LDKの部屋に13人すし詰め状態になって仕事をしていましたね。
事業を拡大するにあたって業務の質を上げるため、また今後も毎月2、3人ずつ人員が増えてくるので
しっかりしたオフィスに移転しようということになりました。
ただ我々はオフィス移転が初めてで、いざ調べてみると初期費用の高さが想像以上でした。
賃料だけなら一見「払えそうだな」という物件でも、
敷金などの初期費用を見積もるとちょっと厳しいと断念せざるを得ないことが何度かありました。
仮に2年オフィスにいるとして、初期費用を24ヶ月で割ってみると実質の費用負担が高いんですよね。
そこでこの初期費用がなんとか抑えられないか探していてヒットしたのが御社のサービスでした。
弊社のサービスを知ったときの率直な印象はいかがでしたか?
賃貸マンションでは「仲介手数料なし」「敷金なし」というのをよく目にしますが、
賃貸オフィスでこういうサービスを提供されている企業様があるなんて知らなかったので驚きました。
それにオフィスとなると敷金の金額も一桁二桁変わってきます。
そこを削減できるということで、ビジネス的な観点でどういう仕組みなのか興味を持ちました
『敷金半額くん』を導入いただいたポイントはやはり初期費用の部分でしょうか?
そうですね、人材事業はさきほどお伝えしたとおりキャッシュフローが不規則で
入金のタイミングがバラバラだったり、月によって売上の差が激しいため、
なるべく初期費用を抑えたいという理由で導入しました。
今回『敷金半額くん』のご提供と併せてオフィスも仲介させていただきましたが、そちらの対応はいかがでしたか?
先ほどのお話した通り、オフィス移転自体が初めてで本当に右も左もわからない状態で、
仲介会社にもいくつか問い合わせしていたのですが、
日商保の担当者の方がすごく丁寧に対応してくれたというところは
御社にお願いした1つのポイントでした。
内装はどれくらいかかるのか、OA周りはどう整備すればいいのか、消防設備の対応は、など
基本的なところから丁寧に教えていただいて。
また物件もメールで気になる物件を何十件、何百件送っていたのですが丁寧に確認していただき、
そのレスポンスにもスピード感があり、全体的な対応がすごく良かったです。
今回入居した物件も最後の最後、もう別のところに決めてしまおうかというタイミングで
「ちょっと条件から外れるけどおすすめだからぜひ見てほしい」とご連絡いただいて。
この担当の方がそこまで言われるなら見てみようか、ということで内見したら
代表がすごく気に入って決断できたので、御社にお願いして良かったと思っています。
『敷金半額くん』で浮いた資金はどのように活用されましたか?
浮いた資金はまず内装に使ったのですが、
中古家具を購入したり中国の工場と直接取引でブラインドを仕入れたりするなど
色々と上手に揃えたのでまだ資金が手元に残っています。
そのお金は活用するというよりは還元していこうということで、
弊社の方でこれまでに余分にかかってしまったコストなどをそれで相殺することで、
紹介手数料の価格帯を維持していく原資の1つにしています。
あとは今年の10月までにトータル30名採用する計画を立てていますので、
人材採用に活用する予定です。
最後に『敷金半額くん』をご検討中の企業様にコメントをお願いします!
オフィス移転を考えているベンチャー企業は多いですし、
それも成長に伴って増員すれば複数回あることですから、
弊社のような起業して間もない創業期のベンチャーにはぜひおすすめしたいです。
保証会社って大手しか利用できないのかなとか、
ベンチャーは適当にあしらわれるのかなというのがイメージとしてあったんですけれども、
日商保は、当時まだ創業して2期目であった弊社が問い合わせても親身に対応してくれ、
弊社の予算に合う物件を探してくれました。
ベンチャー企業にとって創業期から急成長期は一円、二円が大切になるステージですので、
そういったところで無駄なお金を払って欲しくないですね。
『敷金半額くん』はそういう無駄なコストを省けるサービスですし、
その金額のインパクトってベンチャーにとってはすごく大きいと思うので、
ぜひ怖がらずに利用していただきたいと思います。
「より本業に使っていただきたい」との想いからスタートしたサービスなので、
そのように捉えていただけていて嬉しい限りです!
本日はありがとうございました!