オフィス移転を判断するタイミング | 株式会社 日商保  

オフィス移転を判断するタイミング

皆さまはオフィス移転を判断するタイミングはどのように判断をしておりますでしょうか?
空き物件による・エリアが定まってから探す・手狭になった等色々な判断基準があるかと思いますが、
今回では移転を判断するするタイミングで重要なポイントについてお話をさせて頂きます。

会社の移転が多くなる時期

まず、企業が一般的に移転が多くなる時期はご存知でしょうか?
答えとしては5月です。

理由はやはり会社のスケジュールによるものが多く4月からの新体制も落ち着き、
新入社員の研修も終わり配置決めをするタイミングで移転を考える企業が最も多いので移転は5月に集中します。


ここでポイントとなるのが物件選定の時期になります。
5月に移転する企業が多いという事は、多くの企業が5月の移転に合わせて物件を選定しているという事ですので、
解約通知の6ヶ月前~10ヶ月前で物件を選定している企業が多いという事になります。

他社より早く物件を選びたいという方は約一年前に当たる3・4月くらいから
物件選びを始めるといい物件に巡り会えるかもしれません。

次にポイントとなる点は、費用面です。
オフィス移転の際は一般的に敷金が8~12ヶ月かかってきます。

また、プラスで新しいオフィスの内装費や旧オフィスの原状回復費などもかかってくるので
この部分を賄いきれるくらいの資金がないと移転後も資金がない、事業に投資が出来ないという事になってしまうので、資金繰りの面でもいい点もタイミングは慎重になるべきです。
移転をしたいという前の会社の財務状況や移転後に資金繰りも計算に入れて
慎重に移転のタイミングを考える必要があるのです。

そして、次のポイントは人材のリクルーティング計画とのタイミングです。
いつまでに何人の人材を増やすのか、また計画通りに採用が進んでいるか進められるかといった
計画と移転のタイミング密に繋がっています。

オフィス環境は仕事の成果に直接的に関わっており、
仕事のしやすい環境を整備することが会社としての責任でもあります。
私は以前、一つのデスクにPC2台で椅子を2つ並べで仕事をした時期がありましたが、
書類は置き場所がないわ肘を畳みながら仕事をしなくてはならないわで全く仕事がはかどらない時期がありました(笑)

これは極端な例かもしれませんがそういった事態にならないよう、
一人一人が広めのスペースを確保できるように人材の数に合わせて移転の計画する必要があります。
一般的に一人当たり3坪の計算がオフィス環境としては適しているというデータがあり、
100人の人材を一年後まで増やす計画があるならば一年後には300坪のオフィスを移転しなければならないという事になります。

いかがでしょうか?物件選びの際は以上の3点のポイントに注意をして選び、
オフィス移転をより良いものにして頂ければ幸いでございます。

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