メリービズ株式会社
取締役 太田 剛志 様

“敷金として寝かせるくらいなら事業成長に繋がるところに投資したい”

“ビジネスインフラを創る”をミッションに、
経理領域のアウトソーシング、DXコンサル事業を展開する『メリービズ株式会社』

今回、本社移転時に「敷金半額くん」を利用いただいた感想をお伺いしました。

今回の本社移転で浮いた約1,000万円の資金は、どのように活用されましたか?

主にシステム投資と内装費に使いました。

まず、「敷金半額くん」を使ったからには、手元に残った資金を単なる運転資金ではなく、
事業価値を生むところに回そうと考えていました。

元々、先行投資によって赤字を大きく出しながら成長していくのではなく、
収支バランスを保ちながら事業投資していくタイプの会社ではありますが、
敷金を抑えて手元資金を残せたことは、将来価値をしっかりと生んでいくための基盤になったと思います。

たとえばオフィスの内装、なかでも社員がオープンに集まり会話できる場づくりや、
オフィスの壁をガラスにして空間の透明性を高めることにはかなりコストをかけました。

前者は、事業上の課題発見や解決するためのイノベーションを起こすような創発的な取り組みには、
必要な人たちが集まって忌憚なく意見を出し合うこと、
そしてそれぞれが感じている非言語的な感覚を持ち寄ることなどが欠かせないため、
執務室や個人の座席以外でリラックスしてコミュニケーションできる場所づくりを目指しました。

また後者は、徐々に事業規模が拡大する中で、社員おのおのから見て他の部門がどんなことに悩み、
挑戦しているのかをリアリティを持って感じづらくなることが自然に想定されるため、
まずは物理的な壁によって見えなくなることを避け、その様子が目で見て伝わるようにすることを意識しました。   

同じ事業を共にやっていても、立場や観点が違うとトレードオフ的なことは日常的に起こるものですが 、
オープンな場所で気軽に話し合える土壌があること、そして透明度の高い空間で
それぞれの奮闘ぶりを尊重し合えることで、当社のValueにも掲げている“同じ船に乗ろう。あらゆる立場を超えて”という協働体制をつくる出発点にしたく、これはコストをかけてでもやろうと決めていました。

また、オフィス内の大きな特徴であるビジョン・ミッション・バリューが書かれた壁ですが、
会社のあり方として非常に大切にしているので、常に見える形で浸透させたいという思いから大きく掲げています。

オフィス内の壁一面に掲げられているメリービズ社のバリュー

事業内容を教えてください

弊社は、「バーチャル経理アシスタント」と「メリービズ経理DX」の2つの主力事業を展開しています。

1つ目が、2017年9月より提供している「バーチャル経理アシスタント」という
経理領域のオンラインアウトソーシング事業です。
これは近年「BPaaS(ビジネスプロセスアズアサービス)」という言葉がよく使われるようになりましたが、
その一環として、経理業務をクラウドベースで提供しています。

専門性の高い日本全国リモートスタッフの方々に業務を実施いただき、我々自身もお客様の経理業務を専門的に理解し業務プロセスを設計するなど、プロジェクトに深く関わっていることが特徴です。

2つ目が、2022年6月より提供している「メリービズ経理DX」というDXコンサルティング事業です。
これは、バーチャル経理アシスタントとは異なり、短期間でお客様の業務をDXし、クラウド化を推進するものです。
具体的には、業務フローの改善やシステム導入を通じて、
企業の経理業務の生産性を高め、競争力を向上するためのサポートを行っています。

今後の展開を教えてください

弊社は、ビジョンとミッションを大事にしています。
https://merrybiz.co.jp/vision

ビジョンである “ビジネスを楽しく”には、企業と働き手の関係性をアップデートし、それぞれがビジネス・仕事に対してもっと前向きに楽しく取り組める社会を創っていきたい、という想いを込めています。

企業には、リソースや専門性の不足を理由にやりたいことを諦めるのではなく、
それらを外部に任せて本来の事業や業務に集中できる環境を提供したい。          
働き手には、働き方やライフステージに縛られずに、
スキルや“得意なこと”を最大限活かし、さらに磨くことができる舞台を提供したい。          
その両者を結びつける役割を我々が担っていきたいと考えています。    

また、ミッションである “ビジネスインフラを創る”は、企業がリソースを必要とするとき・業務課題に
ぶつかったとき・テクノロジーを活用したいときに自然に思い出され、
まさに息をするように使ってもらえるサービスであること。
そして、さまざまな得意領域を持った働き手が、その時々の自分に合った活躍の場を探すときに、
常に良い選択肢のひとつを提供できていること。そうした当たり前のインフラとなっていきたい、という想いを込めています。    

現在は、経理・会計領域に注力し、
その分野で課題を感じた際に使ってもらえるようなサービスラインを整えています。
オンラインベースのサービス提供により、日本全国に行き届くインフラを構築し、
専門性を高め続けることを重視しています。

将来的には、バックオフィス全般にサービスを拡大し、
現在準備中の2つの新領域についても展開していく計画をしています。

仲介会社のヒトカラメディア様から「敷金半額くん」を紹介いただき、導入までに至ったポイントを教えてください

ヒトカラメディアさんから「敷金が下げられるサービスがある」と紹介を受け、
詳しくサービス内容を聞いてみると、使う以外の選択肢はないとシンプルに思いました。

まさに弊社も成長企業なので、資金を敷金として寝かせるくらいなら、
事業成長に繋がるところに投資したいと思いました。

オープンスペースが設けられたオフィス

「敷金半額くん」の利用を検討している皆さまへコメントをください

「敷金半額くん」 にはもちろん利用料がかかりますが、
生まれた資金をどのように活用して利用料以上の利益を生みだせるかを考えることが重要かと思います。

経営を理解している方であれば、ただ敷金が浮いたわけではなく、
付加価値を生み出すために自由に使える時間と資金をもらったと思えるはずです。
手にした時間と資金で、利用料以上の価値を絶対生み出してやるぞという感覚と、
チャレンジできる幅が広がったという気持ちでワクワクしながら事業に投資できるといいなと思います。

本日はありがとうございました!

事業の軸となるシステム投資や、こだわりが詰まった内装に活用いただけて大変嬉しく思います!
引き続き、御社の事業成長に伴う移転時にはぜひお役立ちできれば幸いです。

弊社へのお問い合わせ