管理会社が考える快適なオフィスビル環境とは | 株式会社 日商保  

管理会社が考える快適なオフィスビル環境とは

管理会社が考える知っておきたいオフィスビルのあれこれ

「快適な環境を保つために その1」

オフィスビルの一日は清掃から始まります。入居の際には入居企業に清掃の内容を説明しますが、大きく分けると日常清掃と定期清掃の2つです。(定期清掃は前回もお話ししましたが、何回かに分けてご説明します)
日常清掃は日々の清掃の事ですが、我々が管理するオフィスビルの日常清掃の内容は基本的に、ごみ回収、水回り(トイレ、洗面等)清掃、床バキューム掛けになります。

ゴミ回収は居室内にあるゴミ置き場のごみだけではなく、各机に備え付けてあるゴミ箱のごみも回収します。ゴミはその場で簡単に仕分けをして後で細かく分別を行いますが、あらかじめ分別が行われていると作業が楽になるため、入居の際にはごみの分別のお願いと、複数のごみ箱の設置をお願いしています。

清掃員は朝一番でビルに入りますが(朝7時くらい)、従業員様が始業される前に(朝9時くらい)入居企業すべての部屋の作業を終わらせる為には駆け足で作業を行う必要があります。急いで作業しつつも内容に漏れがあれば後でクレームになりますので気が抜けません。時々彼らに声をかけたり、作業内容をチェックするのも管理会社の仕事です。

今日は夕方から管理する物件の害虫駆除の薬剤散布がありました。
一定以上の建築物はビル衛生管理法に基づき、定期的なねずみ・こん虫等の点検と防除が義務付けられています。薬剤の散布は6ヶ月に1回行っています。当然、仕事中にできる作業ではありませんので夜間に行うことになります。
部屋の隅々に写真のような機械で薬剤を散布しますが、匂いもないのでガスマスクをつけたり、宇宙服のようなものを着用したりという物々しさはないです。

建物すべての散布が終わったのは23時頃でした。こうした作業をする場合は事前に作業予定表を配布して説明を行いますが、当日の作業時にはビルに常駐している管理人か、不在の場合は我々管理会社がテナントへの声掛けと立ち合を行います。今日は長い一日でした。

入居企業様に最適なオフィス環境を提供するために、たくさんの方に協力いただき今日も走り回っています。

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