ANVIE株式会社

代表取締役CEO 柴田 康弘 氏

ANVIE株式会社はWEBサイト制作・システム開発をメインに、SNS広告をはじめとするWEB広告運用を行う会社だ。2017年の設立と若い会社でありながら、技術力には定評があり受賞や実績も豊富だ。そんな同社に今後の事業展開をお聞きした。

ANVIEに込めた名前の由来

インタビュアー:
御社の事業内容についてお教え頂けますでしょうか。

柴田様:
ウェブソリューション事業と、新規事業を作っています。

ウェブソリューション事業の内容としては、簡単に言うとクリエイティブ制作関係です。例えばウェブサービスとか、あとはホームページとか、あとはスマートフォンアプリの制作を請け負っています。

あともう1つ、SNS運用サービスをやっています。

FacebookとInstagramとLINE@の企業アカウントの運用代行をしています。

新規事業については、まだあんまり多くは語れませんが、ブラウザゲームを用いて消費者の中の記憶に残るような広告を作っているような感じですね。

インタビュアー:
ありがとうございます。

2017年設立ということですが、起業したきっかけを教えて頂けますでしょうか。

柴田様:
きっかけは、僕はずっと大学生のときからウェブのエンジニアとして、ウェブ制作とかをずっとやってきました。大学の中では先輩がメディア作って頑張ってたりとか、僕等の時代だったらシェアリングエコノミーの立ち上がり全盛期だったので、そういうサービスをみんな作ってたり、売れたり売れなかったりしてる姿を見てきました。

彼らは「自分が世界を変えるんだ!」みたいなのを本気で思ってて、僕は傍らお金を稼ぐためにウェブ作ってて凄いギャップあると思って。

「自分たちが世界を変えるんだ!」という社会変革に対する強い当事者意識。僕もそういうクールな人になりたいなと思ったんですね、シンプルに。チームを作って、僕も先輩方みたいに世界を変えるんだと。それで起業しました。

あとは単純に僕、大学全然行ってなかったので。ほぼ、ずっと休学みたいな感じだったんです。なので、ひたすら仕事するしかなかったっていうのはありましたね。

インタビュアー:
大学在学中に企業されたのですか?

柴田様:
そうですね、大学3年ぐらいで中退してANVIEを設立しました。

インタビュアー:
最初は何名ぐらいでスタートされたのですか?


柴田様:

最初は僕1人ですね。一応、役員3人いたんですけど、別会社に所属していていた方ですね。最初は僕1人で立ち上げ、徐々にエンジニアなどを雇いつつ、少しずつ増えていきました。

インタビュアー:
今は何名くらいでしょうか?

柴田様:
今は11人ですね。

インタビュアー:
なるほど。ちなみに、ANVIEという社名の由来は何でしょうか?

柴田様:
ANVIEの由来はフランス語でアヴィっていうenvie、英語だったらエンビィ、envyという言葉がありまして。嫉妬とか妬みとか、あとは憧れとかそういう意味合いがあります。

僕は実体験として、大学受験に2回失敗してるんですよ。2浪したんです。

そういう挫折を越えて頑張ったっていうときがあって、その時も今もですけれども、理想と現実のギャップ。そこでもがき苦しむ若者の熱量がこのenvieに表れているなと僕は解釈していまして。

会社っていうのは、そういうenvieを持った人達のベクトルを変えてあげるような。その強いエネルギーを正しい方向に変えてあげるような存在になりたい。

ですので、最初のenvieのeを小文字のe、これを180度変えたらaになるじゃないですか。ANVIEという社名は、envieという負のイメージを正しい方向に変えるような会社になるという意味がありますね。

インタビュアー:
深いですね!素敵な社名です。かわいらしい響きだけど、文字で書くとかっこいいですね。

柴田様:
結構、みんな気に入っていますね。

ANVIEがデザインにこだわる理由

インタビュアー:
他社と差別化しているポイントはありますでしょうか。

柴田様:
これは、ウェブ制作事業ですね。うちはデザイン性、時代の先を行くデザイン性と物理世界をモチーフにしたアニメーションが差別化のポイントです。

説明はちょっと難しいのですが、例えば、水を押したときに波紋が広がるじゃないですか。何かボタンとかをタッチすると波紋が広がる。これは物理世界をモチーフにしています。

物理世界っていうのは、自分たちが今生きている、この自然とかに囲まれた世界のことを表します。

例えば、物が置いてあったら影が映りますよね。こういうのも全部デザインとかアニメーションに表す。うちはそういうクリエイティブをする会社です。

なぜ今、デザインが重要かって話ですけれど、それはSNSが出てきたことで情報が溢れかえってきているんです。このインターネット上に。

昔は、SNSのように個人が投稿するものがなかったので、企業とかがネットに情報を置いてそれが見られて喜んでいた時代だったんです。

だけど個人がインターネットと繋がることで、インターネット上に超膨大な情報が溢れかえって結局、ホントに企業が伝えたい情報は埋もれちゃうわけです。

だからこそ、差分をつけないといけないですよね。それはデザインという形で。

より消費者やユーザーに親しみやすい形でデザインされたものじゃなければ、そもそも認識さえされないわけですよ。

だからしっかりとデザイン性をつけて情報を伝える。今の時代はデザインが凄い重宝されてます。

パソコンからスマートフォンへの流れもありますね。

パソコンは『見る』ものですよね。画面と人間は『見る』関係だったんですよ。でもスマートフォンの場合って『触る』ものなんですね。画面と人間の関係が『見る』から『触る』に変化したんですね。見てるだけだったらアニメーションとかもいらなかったんですよ。

触ったときに何か、今私が触ったって分かるようなアニメーションがないと、人間と画面の関係が人間が触る世界においては、成り立たないんですよ。

だからこそ、これからの時代はアニメーションが、ウェブにおいては重要になるわけです。

まとめますと、差別化ポイントとして、最初に言った通り、先進的なデザインとあとは物理世界モチーフのアニメーションですね。それを極めています。

うちのエンジニアもデザイナーもずっとそれを考えてる会社です。

インタビュアー:
会社のホームページも同じですよね。

柴田様:
そうですね。動きがあると気持ちいいですよね、あれ。触りたくなりますよね、パソコンなのに。

インタビュアー:
スクロールしたりボタンを押すと情報が出てくるとか、動きがあって分かりやすいですね

インタビュアー:
次に今後の事業計画や将来の展望についてお聞かせ下さい。

柴田様:
ベンチャー企業ってやはり不明確な世界なんですね。昔だったら、5ヵ年計画とか作ってた時代もありましたが、最近はあまり通用しないんですよ。結局、時代の流れが速すぎて。今から5年後が全く見えないっていう状況なんです。

1年単位ですと事業計画とか細かいものはありますが。あんまり僕はそこは重要視はしてなくて、どちらかというと、どんな時代になったときにどんな問題を解決するかとかいう方が興味があります。

僕が一番興味があるのが、今やっている新規事業、ブラウザゲームですね。これからの時代って、あと1年ぐらいすると5Gの時代になります。

5Gになったら何が変わるかというと、動画に関しては通信速度がもちろん滅茶苦茶早くなるんです。

2時間半の映画が1分でダウンロードできる時代になるんですね。

今の4Gになった時に一気に発展したのが動画産業だったんですね。スマートフォンの動画が発展して。

5Gになった時に、もっと動画産業っていうのは発展してきますが、それだけでなく5Gから出る初めてのコンテンツって何だろうというのを模索していまして。

動きのあるサイトはPCだと結構サクサク動きますけど、スマートフォンでこれやっちゃったら、全然ダメなんですね。

ですが5Gになったらいけるだろうっていう風には思っています。ネット回線とスマートフォンのスペックも上がってきていますから。

だからこそ、例えばゲームですね。ブラウザのゲームを企業とか消費者とかに提供していきたいと考えています。

不況がきたとしても、1人でも多くの人の心が温められるようなゲームとか広告とかを作っている会社になりたいですね。

挫折経験のある人を採用したい

インタビュアー:
社内の雰囲気はいかがでしょうか?

柴田様:
まず基本的に僕は、従業員のためにある会社ですってあんまり言わないタイプなんですね。

僕の目標は会社みんなで頑張って成功を掴みとるために頑張ろうっていうタイプなので、基本的には売上げとか利益につながらないことは全部やらないっていうスタイルなんです。

ですけれど、ただ周りから見ると結構緩いと思います。

制度だけいいますとリモート勤務もOKしていますし、フレックスタイムだし、別に朝ちょっと遅刻してもいいし。ちょっとした遅刻推奨制度なんですよ。

インタビュアー:
遅刻推奨制度! 勤怠とかはどうされているのですか?

柴田様:
普通に勤怠はちゃんとやっています。でも全然遅刻していいっていう、罰金もないしね。怒られもしない。

会議とかあったら流石に駄目ですが、別に何もないのに、ただ朝5分寝坊していつも朝にカフェでコーヒーをテイクアウトしていたのに、5分寝坊したせいでカフェ行けないのハッピーじゃないなと思っていまして。

それはなぜかっていうと結局技術職なんで、5分くらい遅れたぐらいで生産性は変わらないじゃないですか。それよりもしっかり集中するときに集中して締めるとき締めようぜっていう雰囲気の方が。案件ベースで動いてるんで、やりやすいだろうなって思いからそういう風にしてますね。

あとはエナジードリンクとかは冷蔵庫に完備していますね。エナジードリンクみんな好きなんですよ。

インタビュアー:
それは福利厚生みたいな感じなんですか。

柴田様:
福利厚生ですね。会社で買って好きに飲んでもらっています。そういうのを色々やっています。

インタビュアー:
年齢層はどうなんでしょうか?

柴田様:
僕が今25歳なんですが、25歳が殆どですね。たまたまですけどね。

デザイナーの方とかは結構年齢層上ですね。30代のデザイナーの方とか。あとは、この前新卒で入ってきた22のエンジニアの子もいたりと若いと思いますね。

インタビュアー:
採用するにあたっての条件とかはあるのでしょうか?

柴田様:
色々ありますよ。社名の由来を話しましたが、まさにこういう人を集めたいですね。

挫折経験は必須ですね。何か挫折だとか、あとは理想と現実のギャップに陥ってもがいていた時代とか、あなたの中にありますかっていうのは聞いてます。そういう人が絶対活躍すると僕は信じています。そういう人を活躍させたい。

過去に失敗体験があったとしても、こっちで成功してやろうぜって思いでうちにジョインしてくれて。うちが成功しないと彼らの人生が無駄になっちゃうからっていう焦燥感もありますね。背負ってる感じです。みんながみんな。野望があります、みんな。

インタビュアー:
こういう形で経営者の方に話を聞いていますと、見返したいとか成功したいとか、絶対にやってやるぞという言葉をよく聞きます。

柴田様:
何か反骨心って強くないですか、エネルギー量が。

コンプレックスに対するエネルギーは人間はかなり強いんだろうなって思います。

そこを良い方向に変えられれば、めちゃめちゃ強い組織になるだろうなっていうのは思ってますね。

連帯保証人不要がサービス採用の決め手になった

インタビュアー:
弊社の保証サービスをご利用いただいたと思いますが、知ったきっかけは何でしょうか。

柴田様:
物件を探してくれた不動産屋さんです。物件を申し込んだときに、不動産屋さんを通じてビルのオーナーさんからどこでも良いから保証会社を付けて欲しいと言われました。わかってはいましたが、私たち設立間もない会社なので、仕方ないかなと。ただ、連帯保証人にはなりたくなかったので、不動産屋さんには、保証会社を利用するのは良いけど、連帯保証人不要の保証会社にしてくださいとお願いしました。そしたら御社を紹介されました。保証料も安かったので、助かりました。

インタビュアー:
なぜ連帯保証人になりたくないと思われたのですか。

柴田様:
リスクを減らしたい。負債を抱えたくない。極力はなりたくない。実は僕、来月結婚をするんですが、守るものが出来るので余計思いますね。もし連帯保証人になって負債を抱えたとして、万が一僕が死んだら奥さんに相続されちゃうじゃないですか。

インタビュアー:
おめでとうございます!ご結婚となると色々考えますよね。

過去にもオフィス移転で保証会社を利用したことはありましたか。

柴田様:
オフィス移転はここに入居するまでに2回していて、最初は麻布十番の自宅兼オフィスで、次がお台場のレンタルオフィスでしたが、そこは連帯保証人サインしたと思いますね。

インタビュアー:
いきなりですが来年2020年4月に120年ぶりの民法が改正されることはご存知でしょうか?大きな変更点は2点あり、今までは署名捺印のみでしたが、①連帯保証人が負う債務の極度額を定めること②賃借人が連帯保証人に対して賃借人(=会社)の財務内容を説明し、連帯保証人が説明を受けたことの証明書を残すこと です。

柴田様:
極度額っていくらくらいですか。

インタビュアー:
ビルオーナー様が決めることなのでわかりかねますが、賃料の6~12ヵ月分くらいではないかと言われています。

柴田様:
賃料が100万円だったら600~1200万円ですね、1000万円なんて金額書かれたら署名するのに躊躇しますね

インタビュアー:
心理的なハードルが上がりますよね!

柴田様:
二つ目の変更点ですが、会社代表が連帯保証人であっても財務内容の説明は必要ですか?

インタビュアー:
代表者も例外なく、必要です。

柴田様:
それはとても面倒ですね。

インタビュアー:
最後に移転を考えている方に向けてメッセージをお願いいたします。

柴田様:
設立間もない企業がオフィスを借りる場合、敷金の積み増しや代表者の連帯保証人を求められることが多いですが、連帯保証人不要でオフィスを借りれるのはとても肩の荷が軽いです。連帯保証人を付けたくない経営者は結構多いと思いますので、経営者仲間にこのサービスを紹介したいです。

今回は連帯保証人の代わりに利用しましたが、保証金半額くんでしたっけ、次の次くらいは大手デベロッパーさんのビルに入りたいので、そこでは半額くん絶対使いたいです。

インタビュアー:
ありがとうございます。是非ご利用していただきたいです。

ANVIE株式会社
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